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数珠・念珠

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数珠(念珠)について

数珠は珠数と呼ぶ人もあり、別名「念珠」とも言います。
これらの名称の由来は、文字通り、念仏を唱えた数を数える為に作られた用具だったと言われています。
従って、正式の数珠は108の玉から構成され、その他に親玉1〜2コと、四天と呼ばれる小さい珠4コを添えている物もあります。
現在では法要には欠く事の出来ない法具として定着しており、私たちが数珠を手に持ち合掌するのは、心の中で念仏を唱えながら礼拝する事を意味しています。


正式の数珠は宗派により仕立て方が違ったり、まれに珠の形状まで異なる物があり、僧侶は総て正式の数珠を用います。
一般の檀家も正式の数珠を使うとよいのですが、通常は片手念珠と言われる略式の数珠が用いられています。
片手念珠には、宗派や珠の数による制約が無く、珠が大きければ数が少なくなり、小さければ珠の数を増やして、全体の大きさを調節しています。
また、親玉は1コで、四天の替わりに、半分の二天と呼ばれる小さい珠がついており、房も宗派に関係なく、撚り房、紐房、梵天房など自分の好みで選んでも良いです。
房の色にも、赤、紫、茶、緑、白など様々あり、アクセサリーにもなっていますが、粗悪品には染料が水に弱く、房の色が落ちる物もありますので、ご注意下さい。

念珠の材質には、梅、紫檀、黒檀、白檀、などの木質の物や、菩提樹の実を用いた金剛菩提樹こんごうぼだいじゅや、星月菩提樹せいげつぼだいじゅ、更にガラスや天然のぎょくである、水晶すいしょう瑪瑙(めのう)(メノー)、翡翠ひすい虎目石とらめいし琥珀こはく真珠しんじゅ珊瑚さんごなどを加工した物が用いられています。
水晶などの天然石で造られた物は、糸を通す穴をあけた後、糸擦れ防止加工をしていないと、糸が切れやすい欠陥がありますので、仏壇店 翠雲堂では入念な検査をしております。

糸が切れた場合、糸の取り替え修理を承っておりますが、念珠の珠が紛失しないよう保管して頂くと、仕立て直しの費用が安く済みます。

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